〔電子〕チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石
チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石
武田尚子
2014年1月24日
中央公論新社
858円(税込)
人文・思想・社会 / ノンフィクション
カカオは原産地の中米では飲み物であると同時に薬品であり、貨幣にもなった。ヨーロッパに到来したときも、この珍貴な実の食用について激論が交わされたが、一九世紀にはココアパウダーや固形チョコレートが発明・改良され、爆発的に普及する。イギリスの小さな食料品店だったロウントリー家もまた、近代的なチョコレート工場を作り、キットカットを開発、世界に販路を拡大するが…。ヨーロッパ近代を支えたお菓子の通史。
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