〔電子〕広東省006東莞 〜「アヘン戦争」と莞城・虎門
まちごとチャイナ
「アジア城市(まち)案内」制作委員会
2016年3月18日
まちごとパブリッシング
1,870円(税込)
旅行・留学・アウトドア
東莞という街の名前は、広州の「東」にあり、「莞」草(水草)の群生する場所を意味します。長いあいだ広州や増城、宝安(深セン)の周縁に過ぎなかったこの街が注目されるのは、20世紀末のこと。改革開放の流れを受けて急速に発展を見せた深センと広州のあいだに位置する立地が注目され、外資系企業が進出する「世界の工場」へと変貌をとげました。やがて製造業から金融、文化へと都市の性格も変わっていき、現在では香港、マカオをあわせた粤港澳大湾区の一角を構成しています。唐代以来、この地方の中心地として知られた「莞城」、アヘン問題に対して毅然と立ち向かった林則徐ゆかりの「虎門」を中心に東莞の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計25点収録。
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