〔電子〕髑髏町の魔道師

友成純一

2015年11月10日

アドレナライズ

495円(税込)

小説・エッセイ

はみ出し者と落ち零れの集まり、阿片窟のドクロ町……そこにひっそりと棲息する不気味な男  ドクロ町の入口近辺にいたのは、肌の色こそ鉛色で死んだ魚の目をしていた。だが、奥に入ってゆくに連れて、住人たちは次第に人間離れしていった。目ばかりでなく、顔全体がマグロになっている奴がいた。全身を鱗に包まれた、半魚人もいる……良く見ると、カサブタだらけで、身体中がケバ立っていたのである。(「髑髏町の魔道師」より)  完全未発表作品「髑髏町の魔道師」「内臓抜き」の他、雑誌掲載されたのち今回が初の書籍収録となる3本、さらには「電子版あとがき」を収録。ホラー・スプラッターの帝王が放つ、電子オリジナルの短篇集が登場! ・髑髏町の魔道師 ・後ろを見るな ・特攻機動隊 ・扉の向こう側 ・内臓抜き ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。

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