〔電子〕星になった名馬たち 関係者が語る隠された真実25

渡辺 敬一郎

2014年1月6日

CLAP

799円(税込)

人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術

骨折、心臓麻痺、事故死……。 25頭の名馬たちは、なぜその短い生涯を閉じることになったのか。 関係者だけが知る証言から、運命に翻弄された名馬たちの隠された真実を、読み応えたっぷりの大ボリュームで読み解く! 【内容】 1、サイレンススズカ 注目すべきは勝ちっぷりだけだった/脅威のスピードに大歓声がわく/最重症の骨折だった/ケタ違いだった育成時代/未完成だったクラシック期/勝っても負けても自身の問題/武豊が宝塚記念で乗らなかったのはなぜか/スピードが骨の限界を超えた/アメリカから種牡馬として高額のオファーがあった/寂しがり屋のかわいいやつ/グラスワンダーもエルコンドルパサーも相手にならない/原因も理由も、神の理/今年のクラシックは全部勝たれると思った/抑えるなんて、とても無理/体がふたつ欲しかった宝塚記念/生涯最高のデキだったのに……/サラブレッドの理想 2、テンポイント 小雪のちらつく日、66・5キロの極量を背負って/四コーナー、突然の失速/二ヵ所骨折の重傷/貴公子との出会い/ツキに見放されたクラシック三冠/5歳の春・秋で二段階強くなった/海外遠征の真実/なぜ、日経新春杯を使ったのか/5歳の夏までならトウショウボーイのほうが上/負けても悔しくなかった/有馬記念が1勝1敗でよかった/とにかくきれいな馬だった/デビュー前/走ることが証明された北海道シリーズ/不良馬場に嫌気がさしても快勝/クラシックに向けた戦略/新馬戦だけでクラシック筆頭となったトウショウボーイ/ストの影響を受けた皐月賞・ダービー/5歳になって強くなった/トウショウボーイが強すぎた/すべてをかけた有馬記念/故障の瞬間、何が起きたか/500キロの体が370キロに…… 3、ライスシャワー A級馬不在の混戦/道中はやや後方/「今日は勝つどころじゃない」/大物感はないが、バランスのいい体型/ミホノブルボン以外はダンゴ状態の混戦/信じられなかったダービー2着/夏を越して実が入った/菊花賞に勝つということはミホノブルボンに勝つということ/最高に充実していた1回目の天皇賞/激走の反動/復活の兆し/奇跡の復活を果たした2度目の天皇賞/運命の宝塚記念/ライスが的場騎手を救った/皐月賞当時は、大物とは思えなかった/マヤノが勝ちにいったから2着になれた/ブルボンだけ見ていればよかった/目黒記念の収穫/馬じゃない、別の生き物のようだった/三コーナーの賭け/不運は予測できない 4、トキノミノル 売れ残り、オーナーからも忘れられていた/いつ爆発してもおかしくない状態/空前絶後のダービー/破傷風を発症、懸命の治療も及ばず…… 5、キーストン きらりと光ったキーストン/いつものように楽々先頭/直線入り口、歓声が悲鳴に/鼻面を寄せ、安否を気遣う/栗田・山本不仲説の真実/マスコミが面白がって書きたてた/不良馬場のダービーで/菊花賞で打ち負かす/キーストンの背中/何の変哲もない馬/レースになるとすごい走りをする/ライバル陣営からの電報/皐月賞の敗因/乗り代わりの危機/展開、馬場が味方したダービー/菊花賞、納得の敗戦/本質的には中距離ランナー/落馬、離れていたはずのキーストンが傍にいた/強さの秘密 6、マティリアル プレッシャーを背負う運命を負っていた/スプリングSの勝ちっぷりが人災のきっかけに/2年ぶりの勝利/歓声が静寂に、そして……/入厩の経緯/馬名が不安の根源になった/7割のデキで新馬勝ち/新馬の勝ちっぷりで期待が過熱/スプリングSは生涯最高のデキだった/枠に泣いた皐月賞/ストレスがたまるだけの短期放牧/ファンを惑わす単枠指定/オーナーの意向で菊花賞に出走させたが……/ローカルを経て、復調の兆しが/歓喜の直後の暗転/新馬戦の予感/ルドルフとの比較はできない/騎手のアドバイスが聞こえなくなる時期/真相は、神のみぞ知る 7、ミホノブルボン 恩師と運命を共にした名馬/格安で買われ、ハードトレーニングで鍛えられた/戸山ファミリーがもっとも輝いたとき/突然、靭帯が切れた 8、ハイセイコー 空前絶後のアイドルホース/人気という見えざる重圧/本当は使いたくなかったNHK杯/人気になるのに勝てない/人気者の辛さ/意地を見せた有馬記念 9、タニノムーティエ 歴代三冠馬にも負けない強さ/神がかり的なところがあった谷水オーナー/ワンマンオーナーの逸話/鉄壁の陣ができた/揺るぎない自信があった/無謀だった南郷堰の放牧/無謀な放牧のせい? 喘鳴症を発症 10、テスコガビー 春で四冠の快挙/テンよし、中よし、しまいよし/繁殖牝馬から一転、現役復帰を目指したが…… 11、ナスノコトブキ 断然人気の菊花賞で勝利/形勢逆転の天皇賞/いつのまにか競争を中止/スタンドをゆるがしたスピードシンボリ/クセ馬の代表格/不本意に終わったダービー/菊花賞、自信の先行策/スピードシンボリの強襲を凌ぐ/調子落ちを乗り越えて/希望を持って臨んだ天皇賞だったが……/痛さに耐えかねて、頭を壁にぶつけて苦しがる 12、ハクホウショウ 1コーナーで競争中止/軽微な影響にとどまった/最悪の結果は免れた/この馬らしいピリオド/とくに強い印象はなかった育成時代/名馬主からの委託依頼/本質は中距離馬/3、4コーナーの大欅は無縁仏の墓/重賞級だが、スケールの大きさは感じなかった/大物とそれ以外の決定的な差/今のように天皇賞が2000メートルだったら……/スタート10秒で骨の折れる音が/利口で素直だったからレースに影響せずに済んだ 13、ハマノパレード 楽に逃げられた/ちょっとやそっとの事故ではなかった/ひと目見て安楽死の判断を下した/激しい気性がネック/絶対スピードで強敵を撃破/遠い日の祈り/ハンパじゃないスピード/負けたときは、敗因があった/宝塚記念で2頭の天皇賞馬を撃破/独走態勢だったのだが……/エレベーターの上からまっさかさまに落ちるような衝撃/ひとつ間違えば、死か再起不能 14、サチカゼ 一流馬にはなり得ない個性派/息も絶え絶えのゴールイン/心臓が止まっても走り続けた/スピード豊かで、いい先行力を持っていた/クラシックでの無理使いが調子を狂わせた/6歳春からの大変身/守備範囲をはるかに超えた距離/ペースアップについて行けない/ゴール前50メートルで異常を感じた 15、シャーガー 競走馬の誘拐が多発/最強のエプソムダービー馬/三方一両損の結末 16、シーバード 世紀の名馬と称されて/12歳の若さで急死/名馬を10万円で屠殺業者に売り渡した 17、ファンタスト スタッフみんなで皐月賞を目指した/スピードを活かす方法/追い出しのタイミングがすべてだった/不安のほうが大きかったダービー/放牧中だったのが、せめてもの救い 18、ラフィアン ウーマンリブ運動の女性から熱烈な応援を受けた/マッチレース中の悲劇 19、ヒシマサル なぜ同じ馬名をつけられたのか/内国産種牡馬不遇の時代 20、ミハルカス 名勝負のリスク/6歳でようやく力をつけた晩成/シンザンと互角に戦った反動 21、カネユタカオー 入厩の経緯/北関東ナンバー1に/交通事故で内臓破裂 22、キシュウローレル 現役最後のレース/道中は早い流れ/勝負どころでの落馬事故/3本脚でゴールを目指した/子牛みたいに小さな馬体/一級品のスピードを持っていた/相手が悪かった/苦しい展開になった引退レース/先頭に出ようとした瞬間の骨折 23、タカイホーマ 運の悪さがついてまわった/勝てたはずの桜花賞/落鉄しながら差のない2着/順調だった秋のトライアル/一本かぶりで競争中止/4本のうち3本の脚が砕けた 24、メジロカンゲツ いつ故障してもおかしくない状態/故障の予感/馬が騎手を護った 25、ヤシマナショナル 一人の男と一頭のサラブレッド/地方のピンからキリへ/来シーズンから種牡馬になるはずだった 【著者】 渡辺敬一郎(わたなべ・けいいちろう) 1936年、千葉県に生まれる。早稲田大学文学部中退。競馬評論家・大川慶次郎氏に師事し、競馬専門誌「ダービーニュース」編集長を務める。1966年に退社し、執筆活動を開始。 著書には『欧州黄昏競馬』(ミデアム出版社)、『海外競馬に行こう!』(東邦出版)、『ヨーロッパのカフェテラス』(徳間書店)、『最強の名馬たち』『平成名騎手名勝負』『強すぎた名馬たち』『日本競馬 闇の抗争事件簿』など。 電子書籍『名馬の人災史 潰された素質馬たち』『星になった名馬たち 関係者が語る隠された真実25』『競馬の裏事情 疑惑の闇歴史』『日本競馬 闇の抗争事件簿』『強すぎた名馬たち 知られざる惨事の真実』など。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

2

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください