〔電子〕世界を変えたいなら一度”武器”を捨ててしまおう

奥山真司

2015年5月29日

フォレスト出版

1,540円(税込)

ビジネス・経済・就職

“武器”に頼っていたら奴隷になる! この本で言う“武器”とは、スキルのことである。 スキルとは、たとえば 「TOEICで〇〇〇点を取る」 「パワーポイントを使いこなす」 「ソーシャルメディアを使ってマーケティングを行う」 など、いわゆる技術のことを差す。 こと技術といえば、わが国は「モノ作り大国」である。 その日本が今、置かれている立場といえば、 ソニー王国の凋落を代表するように、途上国にその地位を奪われている。 これは人生についても同じこと。 スキルはいつか新しいスキルに生まれ変わる。 そのとき、あなたは新たなスキルを追い続けるのか? スキルにすがるとき、あなたはスキルの奴隷となっていく…… 地政学・戦略学者が説く人生攻略法 著者は「戦争で勝つためにはどうすればいいか?」 という「戦略学」を研究している。 その彼が、なぜ「人生」について語るのか? 実は「戦略学」は「人生戦略」そのものに落とし込めるからである。 自己啓発本マニアでもある著者は、 専門の研究をしている間に、 戦略学と人生戦略の相関性について考え続けた。 そこで導き出されたのが、 日本人にとって一番適した人生の目標設定法であった。 それは戦略学で言う「順次戦略」と「累積戦略」と呼ばれるものだ。 この2つを同時に行うことにより、 日本人に最も適した目標設定ができるという。 この2つの戦略とは何か? これまでにはなかった新しい考え方を提示する。 「ゼロ世代」よ! 立ち上がれ! 私たちが置かれている世界は、生き抜くにはとても厳しい。 そんな世界を、あなたは悲観的に見るか、それとも楽観的に見るか? この本はそのどちらでもない、 世界では常識の「リアリズム」という視点から、 「人生に“絶対に”勝つ」ための戦略を伝授する。 なぜ“絶対に”なのか? それは「戦略学」がこ、負けることが許されない “戦争”がベースとなっているからである。 世界はリアリズムに満ちている。 私たちがこの厳しい社会を生き抜くには、 “武器”を捨てて、新しい概念を身につけなければならないのだ

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4.1 2023年07月18日

202307田村さんおススメ いわゆるビジネスの戦略書でなく根本的な戦略とは?を遡って説明されていて書きっぷり?語り口調も非常にテンポ良く面白かった。 著者について、地政学から戦略学にいきついて学ばれてる学者。 •各国の戦略学を学び、各国のアイデンティティーや歴史観が影響していることに気づく、国の方針に限らず個人の生き方の方針となっている •ビジョンやミッション達成のために戦略や戦術を立てる •欧米人は歴史的にも戦略立案に長けている、資本主義を作ってきた概念が利益にために有利な仕組みを作るすなわち自分の思い通りにコントロールする仕組み作りのため •仕組みやルールづくりが戦略の第一歩 •なぜソニーがエンターテイメント業界で負けたか、自社で素晴らしい製品を作っても自社が業界で有利になるようなルールが作れなあっったら •自分のミッションやビジョン何か? ビジョン 自分の携わった何かで人々が少しでも豊かになる支援や仕組みづくりをする ミッション 自分の携わった何かで人々が少しでも豊かになる支援や仕組みづくりをする •ビジョンという世界観→ポリシーという政策→大戦略カッコグランドストラテジー)→軍事戦略→作戦(OP)→戦術→技術(テクニック) •戦略の階層は下から上に向かうにつれて、ハードなtanguble(手に取れる)→メタ的なintangible(手に取れない) •順次戦略→目標、数値化、地図、わかりやすさ、見える •累積戦略は見せない戦略、ユーレカの瞬間を待つ •古今東西の戦略書の言いたきことは、冷静であれ、選択肢を持て、柔軟であれ

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