〔電子〕ウソをつく化粧品

小澤貴子

2016年1月29日

フォレスト出版

1,540円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

■オーガニックコスメ、自然派化粧品が危ない! 「オーガニックコスメ」「ナチュラルコスメ」「自然派化粧品」といった 化粧品が、最近とくに増えています。 自然のものなら当然体にやさしいし、肌にもやさしいはず。 そう思って、みなさん、積極的に 「オーガニックコスメ」や「ナチュラルコスメ」といわれるものを 使われていることでしょう。 そんななか、 「オーガニックで肌にやさしい化粧品を使っているのに、かぶれます。  私の肌が悪いのでしょうか?」 といった声が多く聞かれるようになりました。 悪いのは、あなたのお肌ではありません。 ウソだらけで、消費者の目を巧妙に騙し、 お肌をどんどん弱くさせている張本人は、 何を隠そう「化粧品」だからです。 どんなにオーガニックであることを謳っても、 化粧品の成分として合成された時点で、 化学物質になることには変わりはありません。 原料がオーガニックであるかではなく、 その成分がお肌にどんな作用をもたらすかを 見極めることが必要なのです。 ■クレンジングオイルと台所用洗剤は同じ!? お肌にやさしいという触れ込みのクレンジングオイルと、 ゴム手袋を使わないと肌あれの原因になることもある 台所用洗剤が同じものだと聞いたら、どう思いますか? これ、本当のことなんです。 ちょっと考えてみてください。 洗剤メーカーと化粧品メーカー、同じ会社だったりしますよね? 同じ原料や同じ作用の原料を使って、 まったく別の用途のものを製造しているのです。 それは、化粧品のパッケージに記されている、 「成分表」を見ればわかります。 毎日毎日、台所用洗剤で顔を洗っていたら、 お肌の水分や油分が失われ、弱肌になっていくのは当然のこと。 そうして無防備になったお肌は、 「保湿成分」などといった耳あたりのいいフレーズの 化学物質にさらされ、お肌は壊れていくのです。 ■「しっとり」「ぷるぷる」「美白」 「浸透」「植物エキス」に要注意! 「保湿成分」といったフレーズが、なぜ、要注意なのか? それは、そうした成分がお肌のバリア機能を徹底的に壊す、 合成界面活性剤だからです。 詳しい説明は本書にゆずりますが、 合成界面活性剤は、保湿作用もある洗浄剤です。 これが、台所用洗剤の原料なのです。 もし、あなたが、いい化粧品を使って一生懸命お手入れをしているのに、 「冬場の乾燥がひどくなった」 「シミができやすくなった」 「すっびんになると肌の色がワントーンくすんでいる」 などといった心当たりがあるようでしたら、 即刻その化粧品の使用をストップしてください。 そして、その化粧品にどんな成分が含まれているのか、 本書で検証していきましょう。 本書では、美容業界に携わりながら、 プロを対象に、皮膚や化粧品の知識の普及に努めてきた著者が、 化粧品の巧みなウソを明かします。 本書があなたの肌を健やかにする一助になりましたら幸いです。

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