〔電子〕長生きする人は唾液が多い

Forest2545新書

本田俊一

2017年2月28日

フォレスト出版

495円(税込)

科学・医学・技術 / 美容・暮らし・健康・料理

★唾液を減らす「食後の歯磨き」は世界の非常識! あなたは、いつ、歯を磨くでしょうか? ほとんどの人が、「食後」と答えると思います。 詳しくは本書で述べますが、朝起きてすぐは、 口のなかの歯垢や細菌数が最大になるばかりか、 細菌によって作り出された毒素の濃度も最大になります。 そして、朝起きてすぐに歯を磨かない人は、 実は、これらの菌や毒素を毎朝大量に飲み込んでいます。 ■世界を見渡すと、食後に歯磨きをしている国は少数派です。 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが主演した映画、 『Mr.&Mrs.スミス』をご覧ください。 歯磨きのシーンが長く出てきます。 彼らは起きてすぐに、2人そろって電動歯ブラシで歯を磨き、 その後朝食を摂りますが、食べ終わっても歯を磨きません。 おおよそ海外の映画やドラマで食後に歯を磨くシーンは見たことがないでしょう。 これがアメリカ人の日常です。 実は、口のなかの菌数が最も少ない時に行う「食後の歯磨き」は、 虫歯になるリスクを高めることがあります。 歯磨き後のうがいによって「唾液を喪失すること」と、 ただ歯磨きをするだけでは 舌や粘膜に食べかすや飲みかすがこびりついたままなので、 「口腔内の酸性化が助長されること」がその原因です。 そして、虫歯だけでなく、歯周病や口臭の原因なるばかりか、 インフルエンザやガンを引き起こすことがわかっています。 飲食後は虫歯の原因となる「口腔内の酸性化への対応」が大事。 食べた後も、飲んだ後も「お口のpHバランス」こそが命、なのです。 【長生きする人は唾液が多い!?】 「食後の歯磨き」がよくない一番の理由は、 “唾液を減らしてしまうから”です。 ●唾液には、 ・細菌の活動を抑えるpH緩衝作用 ・歯の表面の保護と虫歯予防(再石灰化) ・口のなかの清潔を保持する自浄作用があり、 食事によって、口のなかが酸性に傾き、 エナメル質が溶けやすい状態になっている環境を 緩和する働きがあるのです。 ・排泄・毒物希釈作用 ・病気に打ち勝つ免疫作用 ・会話をスムーズにして、咀嚼効率を上げる 世界標準の歯磨きは、 歯垢(プラークコントロール)と唾液(pHコントロール)を 中心に考えられています。。 本書では、唾液の力を見直し、味方につけることで、 お口の健康だけでなく、 身体そのものを健康にしていくことを目指し、 唾液の力を生かすさまざまなエクササイズや、 正しい歯磨きの仕方についてまとめています。 。 ★おわりに! 神秘の液体、唾液の未来!!

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