〔電子〕ばんちゃんがいた

朝比奈あすか

2017年12月1日

双葉社

495円(税込)

小説・エッセイ

大晦日の夜、親友のばんちゃんが死んだ。以来、俺はクラスで喋らなくなった。そんな態度がうざいという裏掲示板の書き込みをきっかけに、刃のような言葉が行き交う。あの夜、ばんちゃんに対して俺が密かに計画していたことは、誰も知らないーー。表裏一体の2編から立ち上がる、未熟な魂のあやうさときらめき。

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