〔電子〕風と行く者

守り人シリーズ電子版

上橋菜穂子

2019年10月21日

偕成社

1,100円(税込)

小説・エッセイ

つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。 シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。 ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。 草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。 「守り人」シリーズ10巻完結のあと、『流れ行くもの』(守り人短篇集)『炎路を行く者』(作品集)を番外編として発表。この『風と行く者』は外伝3作目にして大長編となる。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstarstar 4

読みたい

2

未読

1

読書中

0

既読

4

未指定

15

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

starstarstarstar 4.0 2023年03月18日

波乱万丈だったバルサがタンダと穏やかに暮らしているというだけで胸が熱くなっちゃうね。 この方は相変わらずマイノリティの鬱屈や焦燥を描くのが上手いです。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください