
〔電子〕支店長 勝野俊介
真宮 角太郎
2014年2月6日
金融財政事情研究会
1,782円(税込)
小説・エッセイ / ビジネス・経済・就職
支店長の真の使命は銀行の信用を守ること 部下行員の着服・横領、反社会的勢力による執拗な攻撃…… きょうもどこかの銀行で起きている現実に、一人の支店長が敢然と立ち向かう。 元地銀支店長が書き下ろした金融小説。 だからリアリティがすごい! あらすじ 第1話 まだら 主人公 勝野俊介は新任支店長として西国銀行桜木支店に着任するが、着任早々、店頭でテラーに食って掛かる白髪の女性を目撃する。その女性は支店の渉外係に現金を預けたが、まだ預金証書をもらっていないと繰り返し訴えているという。以前、支店では申出に基づいて調査したが、「現金を預かった形跡はない。痴呆の気がある老人の勘違い」として申出を退けた経緯があった。だが、支店の調査結果に疑問を感じ、単身調査に乗り出した勝野が探り出した事実は……。 金融不祥事の発生メカニズムと不祥事調査の難しさ、銀行員のモラルと支店長の責務のあり方を現場から問う。 第2話 反社(はんしゃ) ある日、桜木支店は些細な事務ミスを原因に暴力団員と思われる一団から激しい攻撃を受ける。勝野は毅然と不当な要求をはねつけた。だが、黒い手は、一人の行員の怯気につけ込み、正常な取引に偽装した融資案件を通じて再度支店に襲いかかってきた。敢然と立ち向かう勝野と、側面から支える県警OBの「お客様相談室」参与、銀行の顧問弁護士たち。「私を最前線から外さないでください。再び反社から攻撃を受けても、私は決してひるみません」ーー“お礼参り”に傷つきながらも現場復帰を訴える勝野の覚悟に、頭取は新たな辞令で応える。
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