〔電子〕運動しても痩せないのはなぜか:代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」

ハーマン・ポンツァー

2022年10月18日

草思社

2,970円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / ホビー・スポーツ・美術

1日の総消費カロリーは、 運動しても増えていなかった! 人類進化と代謝の最新研究が、長年のダイエット論争に決定的データを突きつける。 カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。 「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。 つまり、運動したところで、それだけで痩せることはないーー。 しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。 逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、 運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。 運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは 別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。 余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。 本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。 これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだーー。 先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの 類人猿まで、数多くの対象のカロリー消費を測定してきた進化人類学者が、 ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。

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