
Voice (ボイス) 2017年 11月号 [雑誌]
2017年10月10日
PHP研究所
794円(税込)
総合誌
安倍晋三首相が二度目の衆院解散・総選挙の勝負に出た。しかし、理由が消費増税の用途というのはいかにも不自然。あくまでも眼目は憲法改正にある。さらに屋山太郎先生いわく、真の狙いは「共産党の排除」だ。江崎道朗先生も、戦前から続く国際共産主義運動=コミンテルンの打倒が議会制民主主義の空洞化を止める、という。もう一つの論点は、やはり経済。飯田泰之先生が分析するように、前原誠司氏の「脱成長思考」の危うさを知り、施光恒先生が説くリベラル・ナショナリズムと「愛国心のある経済左派」を育てなければ、今回の選挙も足立康史先生が語る「野合の猿芝居」に終わるだろう。巻頭インタビューは、リクエストに応えて愛国の数学者・藤原正彦先生が再び登場。ネットとスマホの隆盛を敢然と批判し、書店の保護と読書文化の復興を語る。禁煙の趨勢に立ち向かう『最後の喫煙者』著者・筒井康隆氏のインタビューも必読。 Voice 2017年11月号(10月10日発売) 目次 【巻頭インタビュー】 町の書店がなぜ大切か 藤原正彦 【総力特集】安倍VS小池 秋の陣 ■希望の党の拡大は歓迎だ 屋山太郎 ■野合の猿芝居はやめよ 足立康史 ■マエハラノミクスの絶望 飯田泰之 ■愛国の経済左派が必要だ 施 光恒 ■コミンテルンVS自民党 江崎道朗 【特集】ミサイル国家の末路 ◆改憲と核装備を求めるアメリカ 日高義樹 ◆中国が北を攻める可能性 福島香織 ◆外交&防衛で制裁完全履行を 佐藤正久 ○バノンの亡霊は徘徊している モーリー・ロバートソン ○トランプ対マイノリティ 村田晃嗣 ○世界初の「試験管ベイビー」として生まれて ルイーズ・ブラウン ○第四次産業革命、個の力を引き出せ 金丸恭文 ○「歴史戦争」の戦い方を変えよ 杉田水脈 ○韓国の裏切り ケント・ギルバート&呉 善花 ○『最後の喫煙者』が語る 筒井康隆 ○「夢の球場」で戦い抜く アレックス・ラミレス ○「徒然草エッセイ大賞」をなぜ創設したか 堀口文昭 ○出発点に誤りはないか 松下幸之助
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