鉄道ジャーナル 2016年 08月号 [雑誌]
2016年6月21日
成美堂出版
1,018円(税込)
趣味
特集:機関車 新旧交代 ○ カシオペア 貨物新鋭機で北海道入り ○ 愛知機関区に注目 ○ ディーゼル機関車の昨日から明日 ■ 北海道新幹線の開業は貨物列車を牽引する機関車にも大きな影響を及ぼしました。津軽海峡線の電化方式と運転保安システムの変更により、EH800形が専用として投入されたからです。 従来のEH500は南下して首都圏に勢力を拡大し、これまで首都圏をカバーしてきた国鉄型を含む直流機関車の運用も変わることになったわけです。 ■ 津軽海峡線の旅客列車はすべて新幹線に移行しましたが、新しいクルーズトレインの就役を控えて「カシオペア」のE26系客車を使った特別運転を再開することになり、 6月から北海道への乗り入れが再開されました。 かつての機関車に代わってJR貨物のEH800形とDF200形が列車の先頭に立ち、期間限定ながらパワフルな姿を見せています。 一方、半世紀以上にわたり非電化幹線の輸送を支えてきたDD51形はいよいよ終焉が近づきました。 最後の活躍の場となった関西本線のDD51形の基地である愛知機関区の業務を見ながら、国鉄を代表するディーゼル機関車の歩みを振り返ることにしました。 ■ 表紙は、「カシオペア」客車の先頭に立つDF200形です。
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