歴史街道 2017年 03月号 [雑誌]
2017年2月6日
PHP研究所
693円(税込)
専門誌
軍神毘沙門天の加護を.信じ、生涯不犯を通して、利ではなく義を重んじて戦った戦国最強の武将…。上杉謙信といえば、高潔である一方、やや観念的な、現実離れした人物というイメージがあるかもしれません。そもそも領土拡張をしない謙信は、何のために戦ったのでしょうか。しかし最近の研究で、その政治手腕が極めて合理的・現実的であったこと、また、彼が生涯を賭けて求め続けていたものが、明らかになり始めています。さらに、謙信が第四次.川中島合戦で用いたという車懸りの実像は、どんなものだったのか。実は私たちが知る戦国の陣形は、実際と異なり、車懸りとは陣形ではなく、恐るべき戦法だったのです。従来像を覆す、新たな謙信を描き出します。第二特集は「志士たちの学校」です。
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