レコード・コレクターズ 2015年 04月号 [雑誌]
2015年3月14日
ミュージックマガジン
838円(税込)
音楽・芸能
【特集】 大滝詠一と未来に受け継がれゆくナイアガラ・サウンド 昨年の『Best Always』に続いて、3月には2011年に発売されたボックスの続編『NIAGARA CD BOOK II』がリリースされます。『ロング・バケイション』『EACH TIME』を含む1980年代以降のオリジナル・アルバムとレア・トラックの数々を含むオムニバスの12枚組は、80年代以降のナイアガラ音源を総括する集大成的なものです。今回は、その80年代の楽曲も多く含まれる他のアーティストによるカヴァーの数々や“大滝詠一的”なセンスを感じさせる楽曲も、併せてご紹介します。また、折に触れ交流のあったあがた森魚さんに、ご自身による大滝作品のカヴァーについてお話を伺いました。それらの楽曲を聴きながら、ナイアガラ・サウンドとは何かを考えてみたいと思います。 【特集】 タンジェリン・ドリーム 1967年、ドイツの東西を隔てる壁がそびえ立つ西ベルリンで結成されたタンジェリン・ドリーム。そのアナーキーな土地で、電子機器を使った実験に没頭した彼らが生み出した作品は、後にデイヴィッド・ボウイらへも影響を与えた“ジャーマン・ロック”の象徴として、強い存在感を放ちつづけてきました。中心的人物であったエドガー・フローゼの1月20日の逝去を受け、そして、『フェードラ』などの4作品が各種の高品質CDで再発されるこの機会に、彼らの広大な活動の全貌に迫ります。
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