青の物理学

空色の謎をめぐる思索

ピーター・ペジック / 青木 薫

2011年2月15日

岩波書店

2,860円(税込)

科学・技術

「空はなぜ青いの?」-子どもも抱く、この素朴な疑問は、プラトンやアリストテレス、レオナルド・ダヴィンチやデカルト、ゲーテといった知の巨人たちを悩ませ、数々の科学者による謎解明への試みは、ラスキンやカンディンスキーなどの芸術家たちを虜にした。背景にある文化史や美術史にも目を向けながら、1000年におよぶミステリーの行方を追う。ケプラー、ニュートン、ヤング、フレネル、チンダルといった、名だたる科学者がこの謎の解明に手を染め、そしてついにはレイリーが…!?青空の研究は意外にも、ケルヴィンやファントホッフ、ブラウン、ペラン、アインシュタインらによるアボガドロ数への挑戦へと展開する。チンダルの行った「空を瓶に閉じこめる」実験も、現代風にアレンジして巻末に紹介。

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