一般教養としての物理学入門

和田純夫

2001年6月30日

岩波書店

3,300円(税込)

科学・技術

現代物理学の究極の到達点である「場の量子論」。これに基づく自然観、すなわち、この世界の”なりたち“、そして”ゆくえ“を、おもに文科系の学生や研究者に理解してもらうためにまとめられたのが本書です。とくに、物理に不可欠な高度な数式を本質的に同等な日本語におきかえて、だれもが考え方の根本を納得できるように工夫しました。ここに書かれていることは、現代を生きぬく人々にとって必須の一般教養である、と読後、感じられることでしょう。

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