砂漠と文明

アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論

嶋田 義仁

2012年9月26日

岩波書店

3,080円(税込)

人文・思想・社会

主な文明や世界的宗教は、過酷な砂漠に近い乾燥地域、とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた。砂漠こそ文明の形成地であり、ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。

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