思想体験の交錯

日本・韓国・在日1945年以後

尹 健次

2008年7月29日

岩波書店

5,390円(税込)

人文・思想・社会

はじめにーー思想体験を語るとは  収録詩一覧 第1章 新たな同時代史への出発ーー日本敗戦と朝鮮解放 1945-1946  1 軍事占領の質的差異と対米意識  2 解放空間と民衆意識  3 戦争犯罪の追及 第2章 思想再建の模索ーー日本と韓国のずれ 1947-1954  1 「平和憲法」と「分断憲法」  2 左翼と右翼の言語体系  3 朝鮮戦争と思想の混迷 第3章 冷戦体制下での相互認識の枠組み 1955-1964  1 在日朝鮮人とその社会的意味  2 韓国4・19学生革命と日米安保条約反対運動  3 「民族」「国民」「市民」概念とナショナリズム 第4章 国交開始と相互理解の困難 1965-1979  1 日韓条約締結と他者認識  2 韓国民主化運動の展開と連帯の芽生え  3 「民衆」をめぐる言説,そして獄中体験 第5章 韓国民主化の闘いと相互認識の葛藤 1980-1989  1 韓国民主化運動の高揚と朝鮮報道の変化  2 「在日」の闘いと「ことば」の違和  3 韓国「民主化宣言」と歴史教科書をめぐるきしみ 第6章 脱冷戦時代における脱植民地化の課題 1990-現在まで  1 ポストモダン論議と日本軍性奴隷(「従軍慰安婦」)問題  2 東アジアの変化と歴史認識をめぐる葛藤  3 思想の枠組み変化と脱植民地化の課題  むすびにかえてーー記憶とまなざし,そして思想を語ることの意味  現代史年表ーー日本・南北朝鮮・在日  引用文献  人名索引

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