つくる〈公共〉 50のコンセプト

せんだいメディアテーク

2023年2月20日

岩波書店

2,860円(税込)

人文・思想・社会

美術や映像文化の活動拠点/市民の交流の場として著名なせんだいメディアテーク。震災経験を経て、てつがくカフェなどの対話・交流の試み、人々の居場所づくり、地域活性化、表現活動・ワークショップなど、様々なかたちでこの「文化の結節点」に関わる50人が、あらためて〈公共〉のあり方を独自の切り口で問いなおす。  はじめに 第1章 なじみの言葉をとらえなおす  市民……宇野重規  コミュニティ……松村圭一郎  学び/学ぶ……野家啓一  広場 日本に広場は可能か……五十嵐太郎  アート……吉岡 洋  デザイン……西村佳哲  メディア/ポストメディア……門林岳史  費用……貞包英之  サービス 生きる意味を与える……桂 英史  余暇……栗原 康 第2章 経験を言葉にする  わかりやすいはわかりにくい ぐずぐずする権利……鷲田清一  しらべる……藤原辰史  研究者と表現者 世界の複雑さと、どう向き合うか……山田創平  「プロ」と「アマ」 あるいは、「仕事」と「遊び」のリディフィニション……豊嶋秀樹  変な人……佐藤知久  パーティー……家成俊勝  他者と対話する……西村高宏  伴走する……清水チナツ  プロジェクトが生まれる 命を吹き込む人……志賀理江子  地方のアクチュアリティ このあたりの眺め……畠山直哉  定点観測 境界に立つひと……小岩 勉  同時代性という尺度 コン・テンポラリーをどう認識するか……高嶺 格  忘れること たとえば引き出しの奥の手袋など……伊達伸明  語れなさと伝承……高森順子  メディエイター 旅する身体……瀬尾夏美  「協働」の意味 「誰ひとり取り残さない」……栗原 彬  18歳(未成年/ハイティーン) ユースてつがくカフェの足跡……辻 明典  差異からはじまる……柴崎由美子  ふれあい……砂連尾理  「聞く」こと……小野和子  物語り……濱口竜介  記録と想起……香川 檀  人を撮る カメラを向けるまで、その後に……小森はるか  市民アーカイブ アーキビストなしのアーカイブ……松本 篤  都市の土着性……豊嶋純一  半分ひらく 隙間風の吹く小宇宙……長内綾子  カフェのアクティビズム 「たまたま」が多発する場……前野久美子  批評的態度 古本屋のノート……高熊洋平  地域文化の小商い 今すぐ市民が使えるアーカイブの提供……佐藤正実  利用者とお客様……佐藤泰美  図書館と自治……森田秀之  変化するプラットフォーム……会田大也  実行委員会……菅原睦子  合意の形成 三方一両損と井戸の茶碗……本江正茂  トライとエラー……桃生和成 第3章 これからの社会に問いかける  “わたしたち”とくらす……角田真由美  老いていくこと あるいは若さと老い……西川 勝  それぞれのリズム、ペース ときにはクロックをあわせてみる……大澤 聡  質を問う……八木まどか  ルールをつくる ここに自分が含まれているという感覚……田中みゆき  おわりに

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