始まりの言葉
双書時代のカルテ
古井由吉
2007年9月30日
岩波書店
1,210円(税込)
小説・エッセイ
混沌の淵からはじめの言葉を待つという、尖鋭な詩人たちの冒険にほとんどひとしいことを、常人もまた、物を言うたびに、いや、物を思うたびに、やっている。常なる創世、ゲネシスである。これはひそかに多大なエネルギーをそのつど要求するところであり、人間という言語動物の、窮地や危地においてーさらに環境によってーもっとも壊れやすい泣き所でもあると思われる。日本語、その可能性の中心。この時代の見えない真相を撃つ、エロティックな文体の運動。
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