学問のすゝめ
岩波文庫 青102-3
福沢 諭吉
1978年1月17日
岩波書店
935円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」。著名なこの一文で始まる本書は、近代日本最大の啓蒙家である福沢諭吉(1835-1901)が、生来平等な人間に差異をもたらす学問の意義を、平易な文章で説いた17の小篇からなる。西洋実学の批判的摂取をすすめ、明治の人心を啓発したその言は、今日も清新である。
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ケムケム
17の小品集
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」というキャッチーなフレーズのため主旨を勘違いされやすいが、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出で来るものなり」とあるように、皆生まれた時は平等なのに、その後差が出るのは、学問の差だという主旨なのだ。 この本は、著者の講演や原稿をひとまとめにしたものである。当時としては先進的なものの捉え方をしていたのではないか。 賞賛される一方で、彼の国家観や歴史観を批判する学者や作家も多い。 まだまだ勉強ですな。
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