学問のすゝめ

岩波文庫 青102-3

福沢 諭吉

1978年1月17日

岩波書店

935円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

合本学問之勧序 初 編  端 書 二 編  端 書  人は同等なる事 三 編  国は同等なる事  一身独立して一国独立する事 四 編  学者の職分を論ず  附 録 五 編  明治七年一月一日の詞 六 編  国法の貴きを論ず 七 編  国民の職分を論ず 八 編  我心をもって他人の身を制すべからず 九 編  学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文 十 編  前編の続、中津の旧友に贈る 十一編  名分をもって偽君子を生ずるの論 十二編  演説の法を勧むるの説  人の品行は高尚ならざるべからざるの論 十三編  怨望の人間に害あるを論ず 十四編  心事の棚卸  世話の字の義 十五編  事物を疑って取捨を断ずる事 十六編  手近く独立を守る事  心事と働きと相当すべきの論 十七編  人 望 論 付録 福沢全集緒言「学問のすゝめ」 解 題(小泉信三) 後 記(昆野和七)

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ケムケム

17の小品集

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3.6 2023年05月14日

 「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」というキャッチーなフレーズのため主旨を勘違いされやすいが、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出で来るものなり」とあるように、皆生まれた時は平等なのに、その後差が出るのは、学問の差だという主旨なのだ。  この本は、著者の講演や原稿をひとまとめにしたものである。当時としては先進的なものの捉え方をしていたのではないか。  賞賛される一方で、彼の国家観や歴史観を批判する学者や作家も多い。  まだまだ勉強ですな。

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