プロレゴメナ
岩波文庫 青626-3
カント,I. / 篠田 英雄
1977年10月17日
岩波書店
990円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
本書の正確な表題「およそ学として現われ得る限りの将来の形而上学のためのプロレゴメナ(序論)」に示されるように、前著『純粋理性批判』における「形而上学の批判」にこめられたカントの真意への曲解に対する反駁として書かれ、『批判』の要旨を簡潔平明に論述しながら、真に学的な形而上学の成立の諸前提を設定しようとしたものである。
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しゅんしゅん
カント自身が「純粋理性批判」を解説
カントの代表作と言えば「純粋理性批判」ですが、出版当初は難解すぎて理解してもらえなかったそうです。 そこで、カントが「純粋理性批判」の解説書として出版したのが「プロレゴメナ」です。 300ページ程度のコンパクトな書籍の中で、「純粋直観」、「純粋悟性概念」、「アンチノミー」等、カント哲学をカント自身が解説してくれます。 ただし、やっぱり難解です。 私は「プロレゴメナ」だけを読んでも理解できなかったので、他のカント哲学入門書を併読して、何とか分かりかけてきた感じです。 ちなみに、「プロレゴメナ」の随所に、「純粋理性批判」を皆が理解してくれない恨みが書かれており、カントの皮肉の効いたキレキレの言い方が面白いかも。
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