読書について 他二篇
岩波文庫 青632-2
ショウペンハウエル,A. / 斎藤 忍随
1983年7月18日
岩波書店
770円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」-一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(1788-1860)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。
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たきひろ
(無題)
負の哲学といった印象。こうも苛烈に人を非難してショウペンハウエルに何かいやなことでもあったのかと思うほどこてんぱんに書き記される。基本的に人をダメ扱いにして根拠もなく自分の信奉者は例外だとしてる内容は正直な人だという印象。読みながらここまで人を人間扱いしない哲学というのも面白く感じてニヤニヤしてしまった。著作と文体では日本でも同じことが言えて思わずうなってしまう。極端ではあるがなかなか考えさせることが多いオモシロ本。
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