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Tojo Hiroyuki
農業の歴史は栽培植物の中に書き込まれている
“誰が、いつ、どこで、その素晴らしい貢献をしたのかを中心として考えると、全世界史の体系は一変する。それは権力や戦争の歴史でもなく、芸術やいわゆる消費的文化の歴史とも全く違った、全世界の民衆が参加してできた農業の歴史が浮かび上がってくるのである。”あとがき 自分の知識不足でその書かれている内容が何を意味するのかがよくわからなかった。 あまりサービス精神のある書き方ではなく物語性は控えめで、その意図しているはずの農耕文化の驚きが読み取れなかった。学術的な丁寧な情報の提供というか。 ただ、人間との関わりの中で生じた植物グループというものが人間の歴史に寄り添ってきたことを思うと植物の見え方が変わるよね。 宮崎駿がシュナの物語を描くにあたり影響のあった本とのことで読んだのです。この内容が物語を創造するのは流石。
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