大地動乱の時代

地震学者は警告する

岩波新書 新赤版350 新赤版 350

石橋 克彦

1994年8月22日

岩波書店

880円(税込)

科学・技術 / 新書

幕末にはじまった首都圏の大地震活動期は、関東大震災(一九二三)をもって終わり、その後、東京圏は世界有数の超過密都市に変貌した。しかし、まもなく再び「大地動乱の時代」を迎えることは確実である。小田原地震が七十年ごとに発生することを明らかにした地震学者がその根拠を明快に説き、東京一極集中の大規模開発に警鐘を鳴らす。

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