
南京事件
岩波新書
笠原十九司
1997年11月30日
岩波書店
924円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
日中戦争において、日本は当時の中国の首都、南京を激戦のすえ攻略した。このときに発生した、いわゆる「南京大虐殺」は重大な戦争犯罪として、いまも論議の的になっている。著者は、攻略戦の発端から説きおこし、外国人記録を含めた史料群を博捜し分析して、その全体像を描き出していく。現代史の焦点を衝く待望の歴史叙述。
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史料が豊富
南京事件の勉強がてら購入した本。第十六師団など日本陸軍の日記が中心となり、史料に沿って日本軍の進軍やその道中の中国村民が制圧されていく様子が説明されています。日本本土が南京城陥落を勘違いした点が、ネット世代の感覚と違う歴史の面白いところだなと思いました。被害者数についてはやはり最後に「議論は続いている」と締めくくられていますが、陸海軍上層部の功績争いに一般兵がどう影響を受けるのか、を考えるきっかけになる本です。
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