韓国現代史

岩波新書 新赤版984

文 京洙

2005年12月20日

岩波書店

902円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本の植民地支配から解放されて60年。韓国の歩みは分断、戦争、独裁、軍事政権、民主化運動、そして経済破綻など日本では想像を絶するような波乱に満ちている。30年余りの歳月を隔てて起こった2つの悲劇ーー済州島4・3事件と光州事件を軸に、周縁からの視点を重視してダイナミックに描きだす。 はじめに 序章 朝鮮史における中心と周縁  1 韓国の葛藤”  2 朝鮮王朝時代の中心と辺境  3 済州島──ソウルと対極の地  4 植民地期のソウル・湖南・済州 第一章 傷ついた“解放”  1 人民委員会と米軍政  2 一〇月人民抗争  3 済州島四・三事件  4 朝鮮戦争と湖南の周縁化 第二章 軍事政権の時代と光州事件  1 四・一九学生革命  2 朴正熙とその時代  3 変貌する韓国社会と地域感情  4 光州事件 第三章 分断を超えて──民主化と南北和解  1 六月民主抗争  2 地域主義の時代  3 九〇年代の韓国──「文民政府」から「国民の政府」へ  4 盧武鉉の挑戦 終章 過去へ、未来へ  1 過去への眼差し──周縁の復権  2 e-politicsは未来を切り開くか あとがき 参考文献 略年表 大韓民国憲法の沿革

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