赤ちゃんの不思議

岩波新書

開一夫

2011年5月31日

岩波書店

858円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

無邪気な笑顔で周囲を魅了する赤ちゃん。脳科学・認知科学の研究が進むにつれ、その驚くべき能力が明らかになってきた。生まれた直後に母親を認識できるのか。テレビやロボットはどう捉えているのか。早期教育は有効なのか…。「赤ちゃん学」の最新の知見を紹介し、激変する養育環境が、乳児の発達にどう影響するのかについて論考する。

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パン阿弥

(無題)

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3.8 2021年07月06日

我々はすべて赤ちゃんであったにも関わらず、どういう感覚でいたのか全く覚えていない。びっくりするほどすっかりである。家に2人目のこの不思議な存在が増えたので、君は何を感じているんだい?と思って読んだ。 赤ちゃんは6ヶ月にもなれば利他的な行動を選好する"らしい"。新生児でも顔を認識する能力がある"らしい"。など、色々な実験結果を提示してくれるが、作者も指摘するように実験手法によって反対の結果が出たり、手法とその解釈は適正なのかという問題がある。 経験しているはずなのに覚えていないというのは実に厄介であるなあ…

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