
感染症と文明
共生への道
岩波新書 新赤版1314
山本 太郎
2011年6月21日
岩波書店
902円(税込)
美容・暮らし・健康・料理 / 新書
プロローグ 島の流行が語ること 第一章 文明は感染症の「ゆりかご」であった 1 狩猟採集社会の感染症 2 疫学的転換 第二章 歴史の中の感染症 1 古代文明の勃興 2 ユーラシア大陸における疾病交換 ◆コラム1 文明の生態史観 第三章 近代世界システムと感染症ーー旧世界と新世界の遭遇 ◆コラム2 伊谷純一郎最晩年の講義 第四章 生態学から見た近代医学 1 帝国医療と植民地医学 2 「感染症の教科書を閉じるときがきた」 ◆コラム3 野口英世と井戸泰 第五章 「開発」と感染症 ◆コラム4 ツタンカーメン王と鎌状赤血球貧血症 第六章 姿を消した感染症 1 姿を消した感染症 2 新たに出現した感染症 3 ウイルスはどこへ行ったのか エピローグ 共生への道 付録 麻疹流行の数理 あとがきに代えて 参考文献
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感染症と人間社会の関係を学ぶ1冊
タイトル通り、感染症と文明の関係を説く1冊。文明史か疫学か、いずれかの知識がある程度ないと難解なところが多いと思う…多少歴史知識がある程度では太刀打ちできなかった。とはいえ、人間が社会生活を送るということが即ち感染症と隣り合わせであるということ、人間社会の変化と共に感染症も姿を変えることは理解できた。2011年の本なので、現状に対する提言がある訳ではないが、社会の在り方を見直すことが本質的な感染症対策には必要であろうと改めて思った。
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