ルポ にっぽんのごみ

岩波新書 新赤版1555

杉本 裕明

2015年7月22日

岩波書店

880円(税込)

科学・技術 / 新書

日本のごみは年間約四億二〇〇〇万トン。分別収集やリサイクルが奨励され、最新型の焼却炉は環境に配慮されるようになっている。しかし日々の「ごみの行方」はどうなっているのか。最先端のリサイクル施設、不法投棄の現場、海を渡った中古品、関連法施行の背景、拡大するリユース事情などを長年取材を重ねてきた著者が活写。

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Readeeユーザー

縦割り行政

starstarstar 3.0 2021年05月16日

p52 東京都はプラスチックを燃やさず埋め立てていたのは知らなかった。 不燃ごみ→可燃ごみ→請願、陳情で再資源化→コスト高 p54 製品プラスチックと容器包装プラスチック、製品プラの収集はコスト高で自治体に負担 環境省から容リ協が認めるならどうぞと言われ容リ協は環境省が認めていないものはできない 収集しない、焼却発電 p73 リサイクル貧乏 p90 バイオガス化 食品廃棄物は事業系ごみとして焼却、低価格で受け入れ 1キロ当たり大阪9円、神戸8円、京都10円、横浜13円、東京23区15.5円、飼料化施設は平均21.4円 ☆事業系と家庭系と焼却施設分けては?→ごみが少ないと焼却コスト割高 p159リサイクル率 リサイクル率ワースト大阪市、事業系ごみ約6割 横浜市分別の数が増えても収集回数が増えない収集の仕方になるように合理化 1台3人→2人収集 p163建設、管理、運営 20年の運営で建設費の2倍儲けよう、がプラントメーカーの合言葉 P238 拡大生産者責任をかつて環境省は目指し廃棄物処理法を改正しようとしたが、経済産業省が裏で経団連に働きかけ、ひっくり返した

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