いちにち,古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌
岩波新書 新赤版 1958
田中 貴子
2023年1月24日
岩波書店
990円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
誰にも等しく訪れる一日という時間を、見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう。暁の別れを描いた『源氏物語』。白昼堂々と跋扈する不気味な強盗。夕暮れに感じる人の命のはかなさ。月や夜景を愛でるこころ。-古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし、そこに息づく人々の生と感性を活写する。時を駆ける古典入門!
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