島崎藤村

岩波現代文庫

平野謙

2001年11月30日

岩波書店

1,100円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

抒情詩人にして自然主義文学の立役者島崎藤村は「家」と「血」の陰鬱な宿命をいかに芸術として浄化しえたのか。著者は探偵的手法をもって、藤村の実生活を検証し、告白小説『新生』の偽善性を白日のもとにさらした。他に『破戒』『春』『家』など、自伝的文学の軌跡と精神の諸相を探った本書は、作家論の一つの典型を成した記念碑的著作である。

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