華の棺
西村京太郎
2006年11月30日
朝日新聞出版
1,650円(税込)
小説・エッセイ
女流作家・夏子は、矢木と「京都の二人」と呼ばれながら、結婚に踏み切れない。推理小説界を二分する両雄、志賀と蔵田の、夏子をめぐる愛の確執。やがて、ふたつの巨星は堕ち、矢木は病に倒れ不自由な身となった。華やかで驕慢な夏子の初めての敗北。矢木への真実の愛に生きようとしたその時、夏子の命もまた…。ミステリーの女王・山村美紗、没後10年。30年来の恋人、西村京太郎が哀惜の思いを込めてつづる鎮魂の長編小説。
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