しろいろの街の、その骨の体温の
村田沙耶香
2012年9月30日
朝日新聞出版
1,980円(税込)
小説・エッセイ
季節が変わるごとにたくさんの転校生がやってくるニュータウンで、クラスの立場も性格も、正反体の女の子と男の子が出会うー。学校が嫌いだった人たちへおくる、教室の物語。
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しーちゃん
価値観の奴隷と幸せさんに共感
まずこの本の味を理解できてしまう自分に少し卑しさを感じた。女の子だから理解できる世界観、純朴な人のことを幸せさんと揶揄する主人公、体心の成長や変化についていけず葛藤した思春期、、よくぞ体現してくれました。主人公が、自分のクラスを「上、下」と見ているのに対し、正反対の立場にいる伊吹は「自分で楽しくする人、人のせいにする人」でクラスにいるみんなを分ける。自分の価値観で世界はできていると考えると恐ろしいとはっと気づかされる。途中過激な表現もあったが、思春期とはそういうものだろう。解説もなかなか面白い。
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