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ふたご母戦記
村井理子
2023年3月7日
朝日新聞出版
1,650円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
子どもを産む前も後も、同じ「私」なのだ。限界突破のワンオペ育児、フリーランスの焦り、義父母の介護、満身創痍の高校受験…。自分のことは後回しだったヨレヨレの16年間。疲れ切った心に寄り添う子育てエッセイ。
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橘薫
翻訳家として、母として
翻訳家の村井理子さんの、双子育児を振り返ったエッセイ。 大概の育児において最も問題なのは、母親のアイデンティティロストではないかと思う。 村井さんは「本当に好きなこと=文字を書く」を、何があっても手放さなかった。 双子の育児において、これは彼女の軸として強く太く、彼女を支えたのではなかろうか。 双子を育て、犬を飼い、今は義両親の介護をしている村井さんのパワー、恐るべし。
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