霧の密約

伴野朗

1995年10月1日

朝日新聞出版

2,136円(税込)

小説・エッセイ

1901年10月、霧の都ロンドンである事件が発生した。日英同盟締結の外交交渉にあたっていた日本の全権公使・林董が、何者かに狙撃されたのだ。現場に居合わせたスコットランド・ヤードのフラナガン刑事は、早速捜査に乗り出す。遺留品からポーランドの秘密結社が、さらにその後ろで糸を引くロシアの影が浮かび上がる。そのころ、ロシアの秘密警察オフラーナは、清の実力者・袁世凱に新たな刺客の派遣を要請していた。袁がロンドンに送り込んできた凄腕の刺客は、暗号名『朱雀』。京劇の女形役者出身の、美貌の青年だった…。

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