涙はふくな、凍るまで
大沢在昌
1997年5月1日
朝日新聞出版
1,650円(税込)
小説・エッセイ
坂田勇吉、二十八歳。食品会社の宣伝課でポテトチップスを担当する、平凡な社員。東京生まれの東京育ち、生粋の東京者が、冬の北海道へ二泊三日の出張へ出掛ける。性格温和で闘争心に欠ける坂田だが、またもやトラブルに巻き込まれてしまう。雪と氷に閉ざされた世界で、彼を襲う意外な相手の正体とは?ユーモア感覚あふれる、新しいハードボイルドが確立された。
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