人類の終着点

戦争、AI、ヒューマニティの未来

朝日新書944

エマニュエル・トッド

2024年2月13日

朝日新聞出版

990円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

制御不能の暴力と、人間を凌駕し始めたテクノロジー。「暴走列車」に乗った人類の終着点はどこにあるのか?全世界で頻発する戦争により、歴史は“暗い過去”へと逆戻りしつつある。一方で、データを餌に肥え続けるAIは、飛躍的な進歩を遂げ、「ビッグテック」という新たな権力者と結託し、自由社会を脅かしている。人類中心で紡がれてきた「歴史」は、次のフェーズへ移行するー。それでもなお、われわれはまだ「歴史のかじ取り」ができるのだろうか?世界最高の知性が、人類の行き着く先を大胆に予測する。

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Readeeユーザー

普遍的な価値観とは

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3.2 2024年04月01日

世界が大きく動き西洋的な道徳、価値観が疑問視され権威主義が跋扈する現代、世界はどのようにあるべきか。「歴史の終わり」にリベラルな価値観で世界は統一されず民主主義、資本主義の揺らぎや限界も露呈、地域紛争も後を絶たず貧富の差は増大し環境は悪化。世界はどうあるべきか?普遍的な価値観は重要だがそれは何か?答えも正解もないが人間が日々の生活を通して考えなければならないだろう。

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