今治タオル奇跡の復活

起死回生のブランド戦略

佐藤可士和 / 四国タオル工業組合

2014年11月20日

朝日新聞出版

1,650円(税込)

科学・技術

いまや全国的に知られるブランドとなり、ヨーロッパやアジアの市場へと攻勢を強める今治タオルー。そこにいたる道のりは、まさに試行錯誤の連続だった。小さな実践をひとつひとつ積み重ね、消費者からの信頼を勝ち取るまでの軌跡に、地域再生・JAPANブランド復活のヒントを探る。「いいモノをつくっているだけでは売れない」は、「いいモノをつくっているからこそ売れる」に変えられる!

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Readeeユーザー

率直に今治タオルすげえなと。

starstarstarstar 4.0 2021年03月26日

この本を読んでみて、正直、佐藤可士和氏もすごいけど、地域の人、今治タオルでいうと藤高さんたちがすごいって心底思った。どんなにいいアイデアも、結局それをやりきる覚悟があるかないか。それを推し進める人がいるかいないか。失敗し続けても、いつか成功すると諦め続けないことが大事なんだなと。そういう姿勢って、地域ブランディングに限らず、どんな夢に対しても言えるなあと。 今治タオルの物語はフィクションではないので、ハッピーエンドでは終わらない。現在進行形で続いている。僻みからか「今治タオルは成功事例とは言わない、むしろ失敗事例」とかたまに聞くけど、そういうふうに、一時点でしか語るようなものではないと思うの。山あり谷あり、マントルまで落ちで燃え尽きない限り、降って下に落ちても、上を向いて登って行けるって思ってる方がきっとたのしい。

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