日独伊三国同盟 「根拠なき確信」と「無責任」の果てに

角川新書

大木 毅

2021年11月10日

KADOKAWA

990円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

優秀なひとびとを抱えながらも、なぜ日本は亡国の戦争に突入したのか?亡国への分水嶺となった三国同盟は、そもそも不信と誤認の産物でしかなかった。利害得失を充分に計算することなく独と結び、米英と争うに至るまでを分析すると、日本の指導者の根底に「根拠なき確信」があり、それゆえに無責任な決定が導かれた様が浮き彫りとなる。『独ソ戦』著者が対独関係を軸にして描く、大日本帝国衰亡の軌跡!

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