
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図
角川文庫
太田 紫織
2014年6月20日
KADOKAWA
682円(税込)
小説・エッセイ / 旅行・留学・アウトドア / 文庫
平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。息の合ったコンビで、死にまつわる謎を解明してきた二人だが、因縁の事件の調査のため、函館に旅をすることになり・・・。シリーズ初の長編!
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(無題)
今巻は長編。遺体から蝶形骨を奪う犯人を探して櫻子と正太郎は函館へ。入院中の櫻子さんの叔父、設楽先生のファイルにある10年前の似た事件を追いかけて当時の関係者の話を聞く。やがてたどり着いたのは意外な真実。人との距離、接し方は人それぞれ。交際、友人、恋人、婚約者、仕事仲間、姉妹、親娘、その関係の中で彼女は悪女だったのか。10年前の事件は解けた。だがすべてが解決したわけではない。
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