かにみそ(1)

角川ホラー文庫

倉狩 聡 / 西島 大介

2015年9月24日

KADOKAWA

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

全てに無気力な20代無職の「私」は、ある日海岸で小さな蟹を拾う。それはなんと人の言葉を話し、体の割に何でも食べる。奇妙で楽しい暮らしの中、私は彼の食事代のため働き始めることに。しかし私は、職場でできた彼女を衝動的に殺してしまう。そしてふと思いついた。「蟹…食べるかな、これ」。すると蟹は言った。「じゃ、遠慮なく…」。捕食者と「餌」が逆転する時、生まれた恐怖と奇妙な友情とは。話題をさらった「泣けるホラー」。第20回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(4

starstarstar
star
3.4

読みたい

15

未読

5

読書中

1

既読

37

未指定

34

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

nogiukwz12

蟹が新聞を読んでいる。テレビを観ている。

starstarstar
star
3.9 2018年06月23日

流星郡が流れた翌朝、無職の若者は海辺で蟹を拾う。蟹は新聞を読んだり、テレビを観たり、不自然に膨らんででかくなったりする。若者と蟹の友情の物語です。ただし、突然、この関係は終わりを告げてしまうのだろうと言う、壊れやすさを感じさせながら。日本語を解す蟹の喋り口は、少女のように軽妙で可愛らしいです。しかし所詮、甲殻類かと思う残虐性を見せますが。残虐性で言ったら若者も負けていませんが、最後の葛藤で溢れる感情にはとても共感しました。残酷だけど可愛らしさのあるおとぎ話。

全部を表示

nogiukwz12

蟹が新聞を読んでいる。テレビを観ている。

starstarstar
star
3.9 2018年06月23日

流星郡が流れた翌朝、無職の若者は海辺で蟹を拾う。蟹は新聞を読んだり、テレビを観たり、不自然に膨らんででかくなったりする。若者と蟹の友情の物語です。ただし、突然、この関係は終わりを告げてしまうのだろうと言う、壊れやすさを感じさせながら。日本語を解す蟹の喋り口は、少女のように軽妙で可愛らしいです。しかし所詮、甲殻類かと思う残虐性を見せますが。残虐性で言ったら若者も負けていませんが、最後の葛藤で溢れる感情にはとても共感しました。残酷だけど可愛らしさのあるおとぎ話。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください