猟犬の國

芝村 裕吏

2015年8月1日

KADOKAWA

1,650円(税込)

小説・エッセイ

日本の誇る情報機関、その組織には名前すらない。ただ、便宜上「イトウ家」と呼ばれる。平和にまどろむ日本が一日も長く続くように戦う無名の戦士、いや猟犬たち。今日も情報と軽武装を頼りに、国内外の“邪魔者”を騙し、操り、脅し、殺す。日本人でもないのに、猟犬に不本意ながらなった男がいた。-良心をすり減らして生きてきた男の今日の仕事は?『マージナル・オペレーション』で軍事小説の新境地を拓いた著者が贈る、スパイ小説!

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