最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり(6)

角川文庫

椹野 道流

2016年5月25日

KADOKAWA

572円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

疲れた心が元気になる、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。芸能界を追われ、故郷の芦屋にあるこの店に駆け込んだ元俳優の海里にも、新たな春が訪れた。海里の師匠で店長の夏神は、辛い過去から踏み出すためにリハビリ中。海里自身は、料理への興味と、俳優という職業への複雑な感情を持て余し気味。そんな時、隣の警察署の刑事、仁木から、ある木版画家の悩みについて相談され…。笑って泣けるお料理青春小説、新章開店!

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kazuhoginn

気軽に読めて、じんわり優しい

starstarstarstar 4.0 2021年03月11日

焼きおにぎり美味しそう。海里君の気持ち、夏神さんの気持ち、どっちも少しわかる。だから、心地いいくらいの共感で、重すぎず軽すぎず。二人共が1歩歩き出す新章。

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