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樹上のゆりかご
角川文庫
荻原 規子
2016年4月23日
KADOKAWA
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
旧制中学の伝統が色濃く残る辰川高校。上田ひろみは、学校全体を覆う居心地の悪さを感じていた。合唱祭で指揮者を務めた美少女有理と出会ってからは更におかしな事が起き始める。学園祭の準備に追われる生徒会へ届いた脅迫状、放火騒ぎ、そして、演劇で主役を演じた有理が…!樹上におかれたゆりかごのような不安定な存在「学校」。そこで過ごす刹那を描いた学園小説の名作が、書き下ろしの短編を収録して新たに登場。
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荻原作品で残念な1冊かと
高校生の伝統的な由緒ある文化祭を通して嫌な出来事が起こる。その出来事と共に、交友関係および委員会メンバー内の関係も変化が。いわゆる青春物語でもなく、ミステリーでもないので、作者の他の作品が良かったのでこの作品も期待して読んだが、ぶっちゃけ読んだところで何も無かった。 ストーリー自体が作者が経験した事実を元に書かれているらしいが、もう少しいろいろと脚色した方が面白かったのでは、、と思う。
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