遺譜 浅見光彦最後の事件 下(1)

内田 康夫

2016年7月28日

KADOKAWA

968円(税込)

小説・エッセイ / 新書

「光彦だけは自由に羽ばたいていて欲しいと願っている」美貌のヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハから「遺譜」捜索の依頼を受けた浅見光彦。ところが「インヴェ」という名前に導かれた丹波篠山で、殺人事件の嫌疑をかけられてしまう。疑いをはらした浅見だが、依頼の裏に日本とドイツの戦前にまで遡る綿密に組み立てられた陰謀があることに気づく。官僚一家・浅見家にも繋がる「遺譜」に隠された盟約と、兄・陽一郎の暗躍。真相を確かめるため赴いたドイツで、アリシアの祖母から明かされたのは浅見の正義と大義をも揺るがす哀しい真実だった。70年の時を経て甦る陰謀に、浅見家の人間として下す究極の決断とはー。現代ミステリーの雄が不退転の決意で描き出した、国民的名探偵“最後の”事件!

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