
最終増補版 餃子の王将社長射殺事件
角川文庫
一橋 文哉
2016年9月24日
KADOKAWA
792円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫
2013年12月19日、「餃子の王将」チェーンを全国展開する「王将フードサービス」本社前で社長(当時)の大東隆行氏が射殺される事件が起こった。住宅街の中での堂々の犯行にもかかわらず事件からもうすぐ3年、捜査は大きな進展をすることなく現在を迎えている。実行犯そして黒幕は誰なのか。また創業者一族、暴力団、中国マフィアとの関連性とは? 単行本版刊行後の裏社会の動向などを追った最終章を新たに追加。難解事件の真相に迫る著者渾身のノンフィクション。 文庫版まえがき 序章 老婦人の告白 終戦時の満州で……/男の名はカトウ・アサオ 第1章 暁の銃弾 至近距離から撃ち込まれた四発/防犯カメラの死角に潜む/標的にされた「開かれた会社」/初動捜査ミスで迷宮入り?/新しい“三種の神器”とは?/苦しませて殺す「処刑」か 第2章 企業テロ 闇から現れた二十五口径/拷問用に改造された弾丸/一発数千億円の銃弾/億単位の鳩レースを楽しむ男/一日でトンボ返りした中国人 第3章 原点回帰 カリスマとの出会い/出発点はリベンジだった/敵地で打つ常識外れの大博打/個性と誇りを失って経営危機に/“善意の融資”で再出発へ/サクセスストーリーの罠 第4章 ブラック企業 リストラなし賞与支給の裏側/パートから幹部まで研修漬け/サービス残業続きで過労死寸前/殺害前後の経済変化に注目せよ/「あいつら、やりやがったな」 第5章 創業家一族の闇 北九州を揺るがす四発の銃弾/創業者や御曹司が頼った人物/火事で深まった腐れ縁/ゴルフ場に異常融資した理由/京都と福岡を結ぶ点と線/無言で海外に消えた父子/コジンの名誉がかかっている 第6章 中国進出の罠 社会から抹殺された子供たち/古くて深い怨念がある/肝煎りの大連進出が失敗/東北マフィアの台頭/国際犯罪都市に乗り込んだ/女殺し屋「抱きつきのリン」/「黒道」が揺さぶりをかける 第7章 新華僑コネクション バンコクで夜の密談/ゴルフ場乗っ取りの陰で/すべてが連動していた/王将包囲網が再び動き出した! 文庫特別編 トラウマを乗り越えて これほど証拠がそろっているのになぜ……?/捜査当局が今、最も注視している「九州の闇」/射殺1か月前の社内報告書の中身
みんなの評価(1)
starstarstar読みたい
4
未読
5
読書中
1
既読
15
未指定
5
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
レビューはありません
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
みんなのレビュー