雪つもりし朝 二・二六の人々
植松 三十里
2017年2月4日
KADOKAWA
1,650円(税込)
小説・エッセイ
帝都叛乱の二月二六日、彼らはそれぞれの夜を過ごしていた…。義弟が身代わりとなり落命、やがて第二次大戦の終戦に尽力した、当時の首相の岡田啓介。妻のタカが夫へのとどめを制した、終戦内閣の総理・鈴木貫太郎。弘前から上京した、青年将校が要と仰いだ秩父宮。襲撃を受けながらも祖父を守り、父・吉田茂を助ける存在になった麻生和子。事件当時に歩兵部隊におり、やがて『ゴジラ』の監督になった本多猪四郎。日本の平和に関わった彼らの「その後」に繋がる、「この一日」
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