地獄くらやみ花もなき 参 蛇喰らう宿(3)

角川文庫

路生 よる

2019年6月14日

KADOKAWA

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

“地獄代行業”の皓と助手・青児は、不可解な過去の通り魔殺人を調べるため奥飛騨の旅館へ向かう。紅葉燃ゆる山宿で2人を迎えたのは、闇に蠢く蛇と、前夜に急死した女将の亡骸だった。時を経て再び起こった不審な死。“蛇の祟り”が仄めかされるが、皓が見抜く本当の罪人と、悲しき動機とは…。そして事件の終わりと共に、皓と青児を引き裂く新たな地獄が幕を開ける!美しき少年探偵とペット扱い助手の事件簿、第3弾。

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歌菜

異色コンビ

starstarstarstar 4.0 2023年06月05日

今回も棘と青児の異色コンビ結成など見どころたくさん。酔生夢死の話が心を抉る。地獄堕としとはまた違う側面の物語も展開して行きそうで楽しみ

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2019年07月31日

いい子 いい子 どうでもいい子…と言われようと 酔生夢死という言葉があり 何一つ成し遂げられないまま ただ生きただけの一生を送ったものを指すそうだ なるほど そんな怠け者が死後に生まれ変わったのが 火間虫入道であり すなわちゴキブリの化身なわけか。 そんな他人からはゴキブリのように 見える人も ちょっぴり 救いがありました

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